くじら雲ブログ

稲刈りの練習

園のようす

 

9月16日(金)晴れ

いよいよ稲刈りを週明けに控え、3歳以上児は稲刈りの練習をしました。

首に手ぬぐいを巻き、手には軍手、足には長靴と服装を整え、いざ、田んぼへ。

 

まずは、年長児が初めて鎌を手にするので、使い方を知らせました。

「お箸を持つ方の手に鎌を持ち、反対の手で稲を持ちます」

「土より少し上のところをのこぎりみたいにぎこぎこぎこって切ります」

真剣なまなざしで見ていた子どもたち。

 

次は刈られた稲を受け取る年中、年少児の子どもたちへの渡し方を知らせました。

「二つの手で稲を立てて、渡す人の名前を呼んでください」

「二つの手で受け取ったら、そのまま大人のところに持って行きます」

 

保育者も初めて稲刈りをする人や久し振りにする人がいたので、束ね方を知らせました。

レクチャーが済んだところで、実践です!

 

初めて鎌を手に稲を切り始めると、思った以上に力を使うことを実感したようです。

しかし、何度か繰り返す内に「(鎌の)真ん中の方が切りやすい」と、鎌の中央で切ると切りやすいとコツをつかんだようでした。

 

 

 

 

刈った稲を受け取って畔まで運ぶ年中児も「夜までやりたいなあ」と張り切る姿が見られました。

 

 

 

鎌を持つ子だけでなく、運び手の年少児も落とさないように緊張した面持ちで、しっかり持って・・・大人のところまで運びました。

 

「週末には台風が近づくから、雨がたくさん降ったら稲刈りができなくなるかもしれないね。かかしさんに台風が近づかないように守ってもらいたいね」と保育者が話すと「うちで空を見る」「天気予報を見る」「かかしさん、守ってね」など子どもたちは口々に思いを伝えていました。