節分 豆まき
2月3日(金)節分の豆まきを行いました。
節分を目前にした1月26日(木)、角箱作りをしました。これまでに描いたにじみ絵の中から角箱にしたい1枚を選び、正方形に切りました。昨年、作ったことを思い出しながら年長、年中児が折り始めました。
「わからない」「どうやるの?」と言う声が聞かれると、近くにいた子が教えてくれました。
年少児も大きい子達に教えてもらいながら、角箱作りに取り組みました。
節分前日の2月2日(木)、T君がおうちの庭に生えている柊をお母さんからもらってきてくれました。T君は、みんなで散歩に行った時に見た柊を覚えていて、おうちの庭にあるとわかってお母さんに話してくれたそうです。
柊のとがった葉っぱがどの位ちくちくするか、触って試してみました。
豆まきの豆もお釜で煎りました。
豆に火が入ってくると、豆の香りがしてきました。
2月3日(金)いよいよ節分の朝、「鬼の足跡があった!」と年長の子どもたちがみんなに知らせました。すぐに見に行きました。
「ここに爪の跡もあるよ。」
豆まきに備えて、再度、豆に火を入れました。
すると、鬼がいると言われている小芹の山の方から太鼓を叩くような音が聞こえ、それは次第に大きくなってきました。みんな大急ぎで角箱を手にし、豆を入れました。
そして、年長児が「鬼は外、福は内」と声をあげると、それに続いて小さい子達も「鬼は外、福は内」
太鼓の音が鳴り止み、年長児が園内をパトロールして鬼がいないことを確認すると、みんな焚火スペースに集まりました。今日は今年度最後のキッズカフェで、小さな子どもたちもおうちの方と一緒に参加しました。
「こども園の近くの鬼はいなくなったね。だけど、みんなの体の中にも鬼が入ることがあるんだよ。風邪引き鬼や泣き虫鬼、お昼にいわしを食べて追い出そうね。」
「みんなのお父さんやお母さんの中に怒りんぼ鬼はいないかな。」「いる!」
「みんなのお兄ちゃんやお姉ちゃんに意地悪鬼はいなかな。」「いる!」
「おうちに角箱を持って帰って、おうちでも豆まきしてみてね。」
年長の子が「去年も豆まきして鬼がいなくなったのにどうしてまた来たのかなあ」と疑問に感じて話しました。
そこで地球儀を見て考えました。「今、ここから東の方へ逃げて行って、春、夏、秋、冬って過ぎたら・・・・」
「また、戻ってきた!」
お昼には、焚火スペースでいわしを焼いて食べました。
「おっきいのがいい!」「骨もよく噛んで食べてね」